先日、3,4年生のペガサスカップに参加させていただきました。
自分は2日目、前日の陽平コーチから引き継いでの参加でした。
前日の結果から、6位(最下位)リーグでの試合でしたが、
そこには負けられない、熱い戦いがありました。
チーム全員が勝負にこだわっていました。
ピッチの中では一生懸命走ってボールを追いかけ、
ベンチの選手は必死に指示を出していました。
特に1試合目は0-1で前半を折り返しましたが、
後半3点を取って逆転勝ちを収めました。
もちろん、まだまだ足りない部分は多いと思います。
チームも個人もすぐボールを失ってしまうし、
5分くらいですぐ体力切れになってしまう選手もいるし、
まだまだ守備でも攻撃でも周りを見て考えることは全然出来ません。
それでも、なんとなくサッカーをして勝ったという感覚がありました。
今までにはあまりなかったこの経験は選手にとっても自信や
更なるサッカーの楽しさにつながるのでは、と思います。
結局、こういうことの繰り返しで上手くなっていくのだと思います。
勝ち切ったとか、何かできるようになったという経験でまた頑張ろうと思えるし、
負けたことや失敗が悔しいと思えば、また何かに取り組もうとするでしょう。
そういった意味で今大会を通して、チームは少し前進したのだと思います。
成長を始めた選手の背中を押してあげたり、
そこまでの歩みを褒めてあげたり、時には選択肢を教えてあげたりするのが
僕ら指導者と保護者の役割かなと思います。
歩みの方向も、ゴールも、選ぶ道も、歩みのスピードも全部選手が決めることです。
まして、選手の手を引いて自分以外の誰かに決められた場所へ連れていってしまうのは
一番良くないことだと心にとめておかないといけません。
自分もまだまだ成長途中の若造ですが、
子どもの成長を願い、全力でサポートしたいと思っています。
そしてその成長が楽しみで、それでまた、自分も成長できれば最高だと思います。
今大会をきっかけに、選手一人一人が成長の道を
ペガサスのように翔けていければいいなと思っています。
竹内 紳